宮島薬品株式会社

宮島薬品の軌跡

弊社は先代の父親が富山県に設立した薬品を扱う会社です。置き薬の会社と言うと分かりやすいでしょうか。父親は僕が幼かった頃、360日中330日以上働いた仕事人間だったようで、毎日とても忙しい日々を送っており、授業参観や学校の行事には一度も来てもらった記憶がないです。けれど、その代わりにプレゼントはいつも最高のモノを貰っていました。父親には「勉強はしなくていい、薬屋は良い仕事だぞ!」と言われて育ちましたよ(笑)。
高校時代には会社を継ぐことを意識していました。卒業後、入社して、営業活動に専念して、その後は営業部長として、自分とチームのメンバーの成果を上げる事に奔走していましたが、36歳の時、専務に就き、初めて経営に携わりましたが、その時に経営の大変さを身を以て感じました。
実はね、私が代表に就任して以降、会社を大きく成長させる為に監査法人や金融機関から提案をいただきました。その他にも薬局を出店する事のオファーや誘惑はたくさんありました。その度に、自分は宮島薬品をどういう会社にしたいのか?どう成長させたいのか考えてきました。多くの経験を通じて当社は「無借金経営」を掲げて、現在に至るまで堅実に事業を展開してきました。メンバーに安心して長く働いてもらう会社を創る。これに尽きます。

他社に負けない開発スピード

最近では、調剤薬局も含め多くの薬品会社が事業展開をしています。その中で差別化を行なっていく為には、やはりお客様のニーズを満たし、こだわった成分・効能の商品を企画・販売することだと考えています。弊社では数多くの同種商品がある中でも成分・効能にこだわった商品企画ならびに開発に力を注いでいます。例えば、タウリン1000mgの栄養ドリンクが人気になっている事を知った時にはタウリンをどの程度まで配合することが可能か調査して、3000mgまで配合可能である事が判明しました。すぐさまタウリン3000mgが配合された栄養ドリンクを他社に先駆けて製造・販売しました。このようにスピード感を持って商品を開発する事に力を注いできました。開発だけでなく、お客様への情報提要含め、あらゆる面でスピードが競争力となると考えております。

所在地
羽島郡岐南町三宅8-222
設 立
昭和48年1月12日
代表者
代表取締役 宮島 重樹
TEL
058-247-0938
WEB
http://www.miyajimayakuhin.co.jp
MAIL
recruit@miyajimayakuhin.co.jp
事 業
医薬品・医薬部外品等の販売、及び企画開発

宮島薬品は、現在そして未来のお客様のニーズにすばやく対応するための「スピード経営」をテーマにしています。従来にはない柔軟な発想でサービスを拡大中の当社では、お客様の健康を心から願うことができる健康アドバイザーの育成と積極的な権限委譲、若手人材の育成を行っています。 お客様の声を商品化する商品企画は、成分にとことんこだわるプライベートブランド(PB)開発を活性化させ、独自のアドバイススタイルを開発するなど、既成概念にとらわれない方法で業界からも熱い注目を集めています。淘汰が進み、成長する企業に情報も、お客様の信頼も集中しており、今後のお客様の満足の創造を揺るぎないものとしていくと信じています。


若いメンバーへの転換

いまから10年前に当時の社内を見て、このままではマズいと感じました。
雰囲気は悪くないのですが、各事業所の所長やメンバーにもっと活力がある若いメンバーが必要だと感じたんです。勿論、ベテランならではの技術もありますので、バランスが大事ではありますが、それまで以上に新卒を中心とした「採用活動」に重きを置いて取り組むようになりました。
その結果、現在では20代で幹部に昇格し、若くして事業所をまとめるリーダーへと育っています。我々の仕事は決してラクな仕事と言えません。けれど、裁量と責任を与えられており、ビジネスマンとしては勿論、志を持った方にとっては人間性を高める事ができる環境だと思います。
商品開発においては、新入社員でも商品開発に参加出来る仕組みを取り入れ、若い人達の考え方やエネルギーを取り入れることで時代の流れに合わせたお客様のニーズを把握したり、変化していける企業でいたいと考えています。ある程度の失敗は仕方ない、それよりも挑戦させて、任せて行くことを大切にしています。「この仕事って本当に良い仕事だと思ってるんですよ」と語る宮島社長の爽やかな笑顔が印象的だ。

きっかけは、メンバーの一言

弊社の社員は、仕事以外でも意欲的な社員が多く以前ある社員がやりたいと言ったことがきっかけで「道三祭り」に参加しました。周りは大手の企業や上場企業が参加している中、弊社も負けじと特注で作った衣装を身にまとい、メンバーと一緒になって楽しみました。あるメンバーの発案がきっかけで、他のメンバーも参加に意欲的で、若い子だと、神輿をかついだ経験がないという事もあって、だったら参加しようと決めました。参加して良い経験になってよかったと思っています。メンバーと関わる大切なコミュニケーションの場としては勿論、地域の方々に弊社を知って頂く取り組みの一つとして地域の行事には今後も積極的に参加したいですね。

宮島薬品で働けて良かったと言われる為に

私の役目は、社員が豊かな気持ちを持って仕事に取り組めるようにする事です。しかし、時にはさまざまな事情を抱えて会社を去って行くメンバーもいます。その時は、本当にツラいですよ。
ですが、宮島薬品で何も教えてもらえなかったとは感じてもらわないようにだけは心掛けています。報酬だけでなく、人として・社会人としてという部分を大事にし、どんなことでもいいから「とても助かるお話が聞けました」「今後に生かせる学びがありました」と言ってもらえるような関わり方をするように各所長に伝えています。このような積み重ねをしていくことで辞めた社員が遊びに来たりするような縁を繋いでいけると感じていますし実際に、弊社を卒業して、大手の企業でよい成績を残しているメンバーも報告をしきてくれる事もあります。家庭の事情でやむなく退職しなければならない事情があったとしても、それで繋がりが終わるような関わり方はしたくない。ずっとお互いが関わり持っていたいと思える様な関係性をメンバーとは築きたいですね。

正直に、公平に…

過去に業績が芳しくない時期がありました。その時、私は現状を正直にメンバーへ伝えました。
その苦しい状況の最中で、メンバーが仕事に対して何を求めているのかヒアリングを行いました。
皆から得られた情報から一つの言葉を紡ぎだしたのが私の部屋に掛けてある言葉です。
一見すると、当たり前の言葉かもしれませんが、仕事に対して、やりがいを持って、その結果お客様からの感謝によってメンバーの気持ちが豊かになり、家族にも自慢出来る会社。そうか、我々はこういう会社になりたいのか!と再認識しました。あの苦しい時に文句も言わず、むしろ一生懸命頑張って働いてくれたメンバーには本当に感謝していますし、本気で信頼しています。
だからこそ、良かった時にはちゃんとした報酬を与える。会社のベクトルに合わせて頑張ってくれる人材は必ず公平に評価するということを大切にしています。おかげ様で、今期は業績が良いので、皆の頑張りに報いる事ができますよ。

宮島薬品株式会社
代表取締役 宮島 重樹
1963年 7月生まれ
1986年 宮島薬品株式会社 入社
1996年 取締役営業部長  就任
1999年 代表取締役専務  就任
2002年 代表取締役社長  就任 現在に至る
好きなこと…ゴルフをすること
特技…………アルコールなら何でもござれ!!

お客様から愛される人材=コミュニケーション力

面接は私が担当しています。営業部長時代からずっと続けていますね。以前は就職ガイダンスに足を運んだこともあります。面接官として一番重要視していることは「キャッチボール」ができるかどうかです。入社して薬剤師のように薬に関してトコトン詳しくなる必要はありません。
ただ、お客様との対話が重要となる職種ですので、人と関わることが好きであったりコミュニケーションを図ることを得意とする方が必要です。それらは、お客様の立場に立つことが出来る人であり、お客様に好きになってもらえる人となるコツだと思います。事実、成績のよいメンバーのほとんどが、気が遣えるメンバーばかりです。

振り幅を大きく

表裏一体という言葉をご存知でしょうか。この言葉のように、私は苦しい思いや辛い体験した人ほど、幸せになる振り幅は大きいと思っています。楽な人生ばかり歩んでいても幸せだな〜と感じることは難しいです。スポーツでも同じです。優勝したいと思って苦しくてツラい練習を積み重ねるからこそ、優勝出来た時には、何も変えられないような歓びや感動を味わう事ができる。
仕事も全く同じです。若いうちから、たくさん苦しい経験を積んでください。そして、何物にも変えがたい達成感や幸せを感じる事ができる人生を送って欲しいと思います。

営業職(ルート)募集

①誰かの為になりたい方
②気遣いが出来る方
③一つの事に打ち込める方
を募集しています。是非、ご応募下さい。

話は聞いてみたい