「お客様に喜んでもらいたいですね!」と笑顔で語る森田将也社長。
モリタ株式会社は水道設備工事 土木工事一式 住宅リフォームが事業の柱とする。
「水道って工事の特性上、どうしても近隣の皆様にご協力頂いたり、工事で周りが汚れやすいんです。ですから、終わって現場を出る時には入る時以上にキレイな状態にするように徹底してます。また、工事が終わった後は必ずご挨拶してから帰るようにしています。「ありがとうございました!」って挨拶するだけでも近所の方に労ってもらえますからね。」
モリタ(株)では、清掃や準備(段取り)を仕事の前日に行って、翌日は気持ち良く現場に向かう事を規則としている。「トラックをはじめとした重機は勿論、社用車や工具に至るまで、必ずガソリンを満タンにしてから帰社するようルール化。時には遠方に向かったり、1日に3件、4件と連続して現場に向かう事も少なくありません。そんな時にガソリンが無いとか、つまらない事で余分なエネルギーを使って欲しくない。メンバーには目の前の仕事100%集中して欲しいんです。だからこそ、道具の手入れや車内の清掃は前日のうちに終わらせるようにしてますね。」
「段取りは大切にしていますね。翌日どういった工事があって、どんな機材が必要で、自分だったら、どんな準備をするのか?それを確認する為に毎日、終礼を行っています。1日の区切りを付ける意味合いもありますが、当日の準備に対しての反省と翌日の計画を明確にする事で、翌日出社した際には仕事に集中する環境を整えます。ただ、僕からあーしろ!こーしろ!とはあまり言わない。自ら考えて答えを導きだして欲しいんです。そうやって良い準備を行うことで、通常5日かかる仕事がウチだったら3日で終わる。といった結果に繋がるんじゃないかなと思っています。」
トイレや水回りの工事を中心に困った事やご要望にお応えするのが我々の使命です。山県市に事務所を構え、多くのお客様・お取引先様に支えられて仕事に取り組んでおります。水道屋さんは、数多く存在します。そんな中でモリタさんに頼んで良かったよ!モリタさんとこに頼めば間違いないね!と言って頂けるような姿を目指しています。最初は単純に安いモノを付けたいと仰る方も、ご要望を伺うと、実は違った商品が適している事も少なくありません。我々はお客様にとって最適をご提案するプロとして仕事に取り組んでいます。
2012年に建てた事務所。山県市役所すぐ近くに位置し、スタイリッシュな立て看板が目印。「仕事関係の方は勿論、近所の方や知り合いにも気軽に寄って欲しいなと思って作りました」と森田社長。取材中も近所の方が、森田社長のお子さんへと、お菓子をプレゼントしに来社。度々、近所の方が来ては懇意にしてくれると言う。
社内は木目調で木の暖かみを感じる様なデザインになっている。2階に通ずる階段は螺旋状になっており、非常に珍しい。2階の打ち合わせスペースは森田氏自ら設計に参加して作り上げたというこだわり。
車輛や機材の手入れが行き届いており、整備・清掃を日頃から行っている事が倉庫を見ても伺い知れる。
重機を駆使して、地面を掘り起こす等の大がかりな工事にも対応できるよう細心の注意を持ってメンバーも仕事に取り組んでいる。メンバーが自分の会社を自慢できるような存在になる事を目指している。
イチイチお洒落だけど、礼儀や仕事内容は本当にキッチリしていると言われたい。
もともと、人と話すのがスキだという森田社長。
「水道の修理でお客様の自宅に伺って、ひと通り仕事が終わった頃に、ちょっと悪いんだけど電球変えてくれないかしら?と言われて全然違う事を頼まれることがあるんですが、何でもやっちゃいます!だって頼りにされると嬉しいじゃないですか。実はぼく、代々商売人の家系で両親や兄弟も全員自分で商売をしています。小さい頃からお爺ちゃんには「おかげさま。という言葉を絶対忘れるな!」と言われて育ちました。だから仕事をさせてもらってるんですから、お客様が困ってる時には自分に解決できる事であれば手伝いたいんです。困った事があったらモリタに言って欲しい。頼りにしてもらいたいですね。若いメンバーも頑張ってくれていますし、せっかく取り組む以上は誰にも負けたくない。イチバンになりたいです。
いっしょに働くメンバーを見て、どのように感じるか?という質問に対して「アイツらはカッコイイですよ!」と即答する森田社長。
「僕らの仕事って決して楽な仕事じゃないんです。毎日朝早いし、重機を使ったり現場を色々と回って本当に大変な事ばっかりです。だけど、毎日、おっしゃ〜やるぞ〜って気合い入れて出社してくれます。自分がそうだったように、若いけれど、責任や裁量を持たせる事で、彼らは成長してくれると思ってます。普段は厳しい事ばっかり言ってますが、みんな頼もしいし、きっと彼らも会社をスキでいてくれてると思うので、それはスゴい嬉しいですね。」
メンバーの方について嬉しそうに語る森田社長は最後にこう続けた。
「アイツらはまだまだ未熟だけど、若くても責任あるポジションで仕事してもらいたいし、ヨソの会社の方と仕事面では対等に渡りあってもらえるように成長させたいですね。アイツらなら、きっと成れると思いますよ」と言い切った言葉からは、メンバーの方への信頼を感じた。
モリタには3つの強みがあると思っています。
①機動力
他社と比べて圧倒的な「若さ」を生かした機動力がある仕事ができる。
②新しいアイデア
常に情報、良い製品をいち早くお客様に伝える。積極的に新しい施工も実践して取り入れてます。
③スピード
業界の通例として17時を回ったら業務終了という考えが多い中、お客様が困っているなら直ぐにやる。お客様を待たせず迅速に対応する。こういった事に共感出来る方。お客様からの「ありがとう」に喜びとやりがいを感じてくれる方と一緒に働きたいですね。ウチは仕事はキツイです。ただ、圧倒的に成長できる環境です。取引先の方には「いつもお宅はスゴいねぇ〜」と褒めていただく事が多いのですが、もっと多くの方やお客様に喜んでいただき必要とされる存在になりたいですね。